蒼い蜜柑をご存知ですか?
生口島はみかんが育つのに最適な土地
瀬戸内海に浮かぶ広島県最南端の島、生口島で、みかんが作られ始めたのは明治初期でした。
生口島は、島の約50%が斜面となっており、日当たりがよく、温かくて水はけの良い土地はみかん作りに最適なのです。
瀬戸内海に面した斜面で育てられ、太陽の光と海からの照り返しを葉いっぱいに受けた蜜柑は甘くて品質がいいと有名になりました。
「蒼い蜜柑」って、どんなみかんを想像しますか?
みなさんは「蒼い蜜柑」と聞くと、どんな蜜柑を想像されます?
運動会のころに食べていた、少し酸っぱいみかんとか?
実は、ミカン栽培の際に摘果する蜜柑があるんです。
“摘果”とは、蜜柑の木に実がなりすぎると、栄養や味が分散してしまうので、より高品質な実を作るために、まだ未熟なうちに摘み取ってしまうことです。いわゆる実の間引きですね。
その摘果された未熟な蒼い蜜柑、本当は栄養価も高くて、昔から農家の人だけが食べられる貴重なものとされていました。
摘果した果実は、農薬散布後の果実で残留農薬の問題から、一般市場に出荷することは難しく、農家で食べられるもの以外、そのほとんどは残念ながら破棄するしかなかったのです。
栄養価の高い「蒼い蜜柑」を皆さんに届けることはできないか?
栄養価が高くて身体にも良い、この未熟な「青みかん」捨てるのはもったいない。
せっかくだったら、もっと一般の方に届けることはできないか?
しかし、残留農薬の問題から出荷することが難しい。
そこで、蓼原農園は考えました!
ならば農薬をかけないで、痛む前の蒼い時期に全て収穫してはどうだろうか?
これなら、農薬散布の作業を減らせるだけでなく、収穫時期も8月末なので、一般の収穫時期ともズレて、分散させることもできる!
無農薬の蒼い蜜柑
ということで、農薬不使用、無農薬の蒼い状態で収穫し、蒼い蜜柑を出荷することにしました。
また、その蒼い蜜柑を絞って、商品化。ジュースにしたものが、100%生搾り果汁の「青い蜜柑の愛恋歌」です。
※「青い蜜柑の愛恋歌」の製造販売は終了いたしました。