わたし達の想い
瀬戸内に浮かぶ柑橘の島 瀬戸田
たではら農園は広島県尾道市瀬戸田町 瀬戸内海に浮かぶ柑橘の島「生口島」で60年以上みかん農園を営んでおります。
島の高台にある農園では、減農薬栽培の蒼いみかんと早生温州みかんとレモンのほか、慣行栽培で八朔、はるみ、はるか、デコポン、せとか、ネーブルなど、県外では珍しい柑橘類も生産しています。
以前は蒼いみかんと温州みかんは無農薬で育てていましたが、病害虫により木が痛んで参りましたのでレモンも含め特別栽培農産物として慣行栽培の半分以下の農薬散布をさせて頂いております。2019年8月より「安心!広島ブランド」の認証を頂きました。
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瀬戸田は国産レモン発祥の地。現在も国産レモンの生産量は国内一。
近年は「おしい!広島県」のPRで広島レモンが注目されるようになり、お陰様でたではら農園のノーワックスレモンも、沢山のお問い合わせをいただくようになりました。
蒼い蜜柑への想い
60年以上みかん農園を営んでおりますが、たではら農園に限らず島の多くのみかん農園は、様々な課題を抱えるようになりました。
品種は変われど収穫時期はほぼ同じ時期で11月後半~12月に集中します。
急斜面で重い果実の収穫作業は若い人でも大変な作業。生産者の高齢化に伴って、島内のみかん農園も相次いで廃業し、荒れた山が目立つようになっています。
このような島の現状を前に、たではら農園では摘果する時期の青いみかんに着目。
青い時期に摘果する蜜柑は、昔から身体にもよく農家の人だけが食べられる貴重なものとされながら、農家で食べる以外廃棄されていた「青みかん」を利用できないものか?と考えました。
青いみかんから蒼い蜜柑へ
商品として販売する場合、摘果するみかんでは農薬を散布した後の果実で残留農薬の問題から出荷が難しい。
ならば極力農薬をかけないで、青い時期に全て収穫してはどうだろうか?これなら、農薬散布の作業を減らすことができるだけでなく、収穫時期も分散(蒼い蜜柑の収穫は8月末)することができる。
そこでレモンなど柑橘の無い時期に蒼いみかんを収穫。
瀬戸田発の蒼いみかんは、人にも環境にも優しいだけでなく、農家の作業量が軽減され、しかも未熟の状態は栄養価も高くどこをとっても良いことばかり!
蒼いみかんのご利用例
加工品の「蒼いみかんジュース」「飲む青いみかん酢」から生果販売へ
皆さまに10年近くにわたりご愛用いただきました「蒼いみかんジュース」「飲む青 みかん酢」は、まことに勝手ながら、2019年8月末日をもちまして生産販売を終了させていただきました。今後はよりフレッシュな生果の蒼い蜜柑をご利用いただければ幸いです。
「蒼いみかんジュース」「飲む青みかん酢」 販売終了のお知らせ
蒼い蜜柑の木オーナー制度は終了しました。